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Yunus Ⅱ(1994)
作者:西川 勝人・日本
材質:彫刻(ブロンズにペイント)
西川勝人は、1949年東京生まれ。デュッセルドルフ美術大学卒業後、ドイツに止まり活動を続けています。西川の作品の特徴は、日本的感性と、ドイツのバウハウス的な感覚を活かしたミニマルな抽象にあります。また建築と深い関係がある作品も多く、空間と調和し対話する作品が印象的なアーティストです。

「ユヌス Ⅱ」と題する、“メビウスの輪”のようにねじれた3本の白い輪を組み合わせた彫刻が4点、1階エレベーターホールの奥に並んでいます。“ユヌス”とは、トルコ語で“イルカ”のことですが、デリケートでしなやかな形に、イルカの姿が感じとれるでしょうか?“メビウスの輪”は辺がひとつ、面がひとつしかない不思議な立体ですが、現実世界の中に見出すことのできる神秘の象徴ともいえます。